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“ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years” と。

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ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Yearsを観てきました。

 素晴らしかった。

レビューと言うか、言いたい事が沢山あるから滅茶苦茶に書き留めておきます。

 

本作は膨大な量の過去のアーカイブを編集し、ポールとリンゴや著名人に新たに行ったインタビューで構成されている。いつか公開されたNOWHERE BOYの様に現実になぞらえたフィクションでは無く、正真正銘のドキュメンタリーだ。NOWHERE BOYはそれとして好きだったが、本作はポールが後に(NOWHERE BOYに対して)Early Daysで歌った『あの頃の事は僕たちにしかわから(知ら)ないんだ。』の『あの頃』の一部を垣間見る事の出来る映画だった。

 

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 映画は4人にふりかかる栄光や困難がその時の歴史的背景も含めて、時系列を追って進んでいく。なんとなく昔観たThe Beatles IN THE STUDIOを思い出した。あれもこんな感じのドキュメンタリーで、DVDに録画したものをビデオだったら擦り切れるくらい観た。

 
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レコーディングメインのThe Beatles IN THE STUDIOではプロデューサーのジョージ・マーティがフィーチャーされているのに対してLIVEメインの本作ではマネージャーのブライアン・エプスタインがフィーチャーされていたりと、似て非なるものなのでThe Beatles IN THE STUDIOを擦り切れるくらい観た人でも充分楽しめる。

そもそも、The Beatles IN THE STUDIOやNHKのSONGS The Beatlesで観た事があるLIVEなんかも、スクリーンにそれはそれは綺麗にリマスターされた4Kで映し出されるので、それだけで幸せである。

 

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 The Beatlesは私にとっても強い思い入れがあって、2013年にポールが来日してステージにポールが出てきた瞬間もそうであったが、本作を観始めて4人が喋りだすと思わず泣いてしまった。ポールだ、リンゴだ、ジョンやジョージが生きてると思うと泣いてしまった。昔、浜崎あゆみのLIVE映像なんかであゆを観て泣く人を小馬鹿にしてたのに、自分も全くそれと同じだ。昔の自分には謝ってもらわないといけない。

 

レコーディングのシーンでは

『Keep a long. Mark it “fab” (だと思う).』(キープして 素晴らしいって印をつけといて!)

とポールが言うのだが、この台詞はBeatles IN THE STUDIOの最後の台詞で(正確には、本作と同じようにエンドロールの間4人が話しているので最後の台詞では無いけれど…)、死ぬほど繰り返して聴いていた思い出深い台詞だったので個人的にはとてもグッときた。

また、Tomorrow Never Knowsについて、The Beatles IN THE STUDIOではポールが『ある日オペレーターがテープを逆さまにセットしたんだ。』と言っていたが

本作ではリンゴが『ジョンは機械オンチだからテープを逆さまにセットしたんだ。』

と言っていた。どちらが本当なのかは分からない。

これもポールがEarly Daysで歌った様に彼らしか知り得ない事なのだろうか。

昔、何かの時にTomorrow Never Knowsオノ・ヨーコがピアノの逆弾きが得意だったからと言うのを聞いて、人に言いふらしていたがこれは良く考えたら間違えだ。またもやあの頃の自分に謝ってもらわないといけない。

 

SONGS The Beatlesの様に4人がいがみあう様になったことは詳しく描かれず、LIVEがどんどん大きくなっていって演奏が聴こえないほどの歓声の中で演奏する羽目になったり、まともな私生活を送れないくらいファンに追われたりと、一般人には想像も出来ないような苦悩の中で『4人が支えあっていた』様子が詳しく描かれている。あのルーフトップ・コンサートも映画のエンディングとして使われ、誰だか忘れてしまったが『最高のエンディングだ!』と言う。

 

4人のいがみあいは詳しく描かれていないと言ったが、4人に家庭が出来、昔の4人では居られなくなってしまったことはSONGS The Beatlesと同じように描かれている。そんな中でポールがA Day In The LifeをBGMに

『皆がビートルズを信じていたからビートルズが在ったんだ。』

みたいな事を言っていてものすごく込み上げるものがあった。ポール大好きだ。

 

Help!のときはラリっていたとか、ホワイト・アルバムが映ったときのBGMがBlack Birdで泣いてしまったとか、Lucy in the Sky with Diamondsは『ルーシーがダイヤモンドを“持って”空に居る』と、思っていたが、本作では『ルーシーがダイヤモンド“いっぱいの”空に居る』と、なっていて、英語圏の人間でなく生まれた事を嘆いたとか、書きたい事は未だあるけれど、アルバムも全部持ってない様なにわかファンなのでこのくらいにして、他の人のレビューを探して新しい新発見(重複してるよ!)を探したいと思います。

 
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Keep a long. Mark it “fab”.