読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SCOOP!は2016年No.1映画か。

映画

 

https://www.toho.co.jp/movie/lineup_images/scoop_thumb_sashikae3.jpg

 

 何故この写真をツイートに沿えたのか自分のツイートセンスを疑うが、映画はあり得ないくらい最高だった。原作の盗写1/250秒は知らないのだけれど、個人的にはシン・ゴジラを軽く超えて今年1位に君臨した。レイトショーで観て帰って来て寝るまで家で一人でずっと「良かったわぁ…」「いやヤバい…」「最高…いや最高…」とだいぶつぶつぶつ言っていた。頭おかしいね。

 

大根仁監督の映画と言えば、モテキ→恋の渦→バクマン!→SCOOP!と来たわけだが、

今作は映画モテキとドラマ リバースエッジ大川端探偵事務所の流れが色濃く表れていたと思う(セックスシーンは恋の渦のに通じるものがあったのかもしれないけれど、恋の渦は未だ観ていません、わかりません、ごめんなさい)。

 

この映画はカーセックスから始まるのだけれどまず喘ぎ声が聞こえてくるので付き合いたての大学生なんかが行くと気まずくなってしまうかもしれない。そんな事はどうでも良いか。

舞台は映画モテキと同じ編集部。と、言ってもナタリーと週刊誌じゃ雰囲気が全然違う。二階堂ふみ演じる野火が福山雅治演じる静とコンビを組むまでは話がどんどん進んでいって、スクリーンに映る野火(二階堂ふみ)同様若干戸惑いながら話について行った。

 

そして

この仕事ホント最低ですね。

から

この仕事ホント最高ですね。

までの間。

ここも野火同様に観ているこっちも中年パパラッチカーセックスヤニ厨こと(言い過ぎ)静(福山雅治)にどんどん惹かれていく。

個人的に好きなモテキでお馴染みの“Tバック穿かないとドレスからパンティラインが透けるぞ”ネタも盛り込まれていて良かった。

 

そしてリリー・フランキー。中年エロオヤジでもないナタリー編集長でもないオカマでもない完璧な演技だった。映画モテキでも爪痕残し過ぎィ!!と、言われていたが(ラストの件を抜きにしても)登場するや否や今回もガッツリと爪痕を残していった。本当に凄かった。

 チャラ源(リリー・フランキー)の雀荘Barのシーン、スクリーンに映るのは歌川国芳の相馬の古内裏。大川端探偵事務所を思い出した。
f:id:ru-toeng:20161012035548j:image

静とチャラ源の二人の間に流れる男のロマンス。完全にリバースエッジを彷彿させる。映画モテキではこの表現は無かった(要らなかった)。この後も何度かこんな風に男と男の間で流れる絶妙なロマンスが川辺ヒロシの音楽に沿って本当に格好良く映し出される。滅茶苦茶堪らない。最高。

 

話は芸能スキャンダルから事件写真へ。映画を観ている時はここが映画の山場、いや、スクープになるのかなと思っていたが浅はかだった。にしても馬場ちゃん(滝藤賢一)は本当に情に厚い真面目な役でめっちゃ感情移入していたので警官とのラグビーシーンは本当に笑ったし応援した。

そしてスクープ。さっきも言ったけれどこれが今作のスクープなんだと思っていた。何回も言うけど自分が浅はか過ぎた。
f:id:ru-toeng:20161012035947j:image

このスクープの編集部の打ち上げは完全に映画モテキの『粉雪のサビで誰が一番テンションあげて盛り上がれるか』を思い出す。この『粉雪~』の件は酔っ払って深夜にカラオケに行くと未だに盛り上がるので偶にする。した後叫びすぎて反省する。

そんな話はどうでも良くて、この打ち上げのシーンで野火と静の間に静とチャラ源との間で描かれた様なロマンスが溢れる。このリバースエッジでも描かれなかった男女間の浅い恋でもない何と言うか、語彙力が足りなくて言い表せないのだけれど深い信頼と愛情のある温かい関係性が描かれる。

それから静の部屋でのベッドシーンに繋がるのだが二階堂ふみの身体がエロい。これは大根監督自らが青(性)春アングルカメラで撮ったのか知らないけれどまるでAV。二階堂ふみめっちゃ良い…週刊プレイボーイ買うわ…となった。

このセックスでさっきも言った野火と静の間の男女の絶妙なロマンスが…更に深くなったと言うか、確立された様に思う(語彙力が足らない、悔しい、伝わってくれ)。イメージ的には絵の具が混ざっていった様な感じ。スースクのジョーカーとハーレイじゃないけどさ(喩えが雑)。兎に角この流れが素晴らしい。あと、二階堂ふみの寝た次の日の彼女面の感じはどこかで観た事あると思ったら、問題のあるレストランだった。

 

まだまだ時間もあるけどこのまま終わるん??と、思っていた浅はかな自分に(静にだけれど)チャラ源から衝撃の電話。確かにチャラ源のヤク厨なんかのキャラ設定が全く生かされずに終わる訳がなかった。ここからはドキドキしっぱなしの時間が過ぎていった。そして衝撃のスクープ。ここが本作のスクープだった。野火と静の間の絆。思いだすと泣く(観てるときは衝撃で泣くどころじゃなかったけど)。そして静との思い出を語る馬場ちゃんにまたもや感情移入してしまって、ここでは観ている時に少し泣いてしまった。

 
f:id:ru-toeng:20161012040013j:image

そして暗室で静の最後の写真を見た定子(吉田羊)から言われ、夜中の編集室で一人泣きながら記事を書く野火。映画モテキのフジ君(森山未來)を思い出す。しかし大切な人を失った悲しみはフジ君を遥かに凌ぐだろうに立派に記事にする野火に新人王以上の一人前の編集者としての強さを感じた。静の最期に対する馬場ちゃんと定子を見てもそうだけれど、やっぱりうろたえてしまう男より女の人が強い。『戦後強くなったのは女と靴下』だ。

 

エンディングはTOKYO No.1 SOUL SET feat. 福山雅治 on guitar。豪華すぎか。渡辺俊美最高か。寝ている静の瞼に目を描いて写真撮る野火可愛すぎか。

 

他にも

吉田羊が本当に良かった。天海祐希じゃこの役は務まらないとか、

先日AVを引退した沖田杏梨が出ていておっぱい星人的に興奮したとか、

吉田羊と福山雅治のキスシーンは吉田羊が髪の毛をおろしていて映画モテキ麻生久美子を思い出したとか、

自分で自分のち○こがハツカネズミみたいに奥床しいと、言っていた福山雅治が(もちろん静としてだけれど)ち○こサイズに何度も言及していて笑ったとか、

野火と静が1つのパジャマを2人で上下に分けて着てるのが可愛いとか、

福山雅治の裸がバキバキのシックスパックでは無くて良い感じのダッド・パパでヤリ○ン中年パパラッチ感が素晴らしかったとか、

レイトショーで観たせいで売店が閉まっててパンフレットを買いそびれたとか、

色々言い足りないし、チャラ源との関係とか映画の補足も言いたいのだけれど、疲れてこの記事の内容がどう見てもダレて来たし面倒になってきたし「そして」を多用しすぎて小学生の作文みたくなってきたし、

cinema.ne.jpこの記事に色々詳しく書いてあるからカッツ・アイ。

 

 

 f:id:ru-toeng:20161012035126j:plain